手根管症候群は手術せず治せる

表題にあります手根管症候群。悩んでいる方も多いこの症状。この症状の特徴は、手をよく使う人、青壮年の女性に比較的多い、手がしびれるなどがありますが、悪化するばかりで手術に踏み切る人も後を絶ちません。また、手術をしても全く変わらない人もたくさんいます。

では、なぜ悪化しやすいのでしょう。答えは簡単です。私はすべての痛みに対して何度も言っていますが「根本が、そして原因が解決されていないから」なのです。これは言ってみれば当たり前ですが、残念ながら「痛みの根本を理解し、治してくれる先生は稀少である」という治療家の先生方の耳が痛くなるようなお話があります。

治す、というのは最終的には人間が本来持つ自然治癒力を使って治し切ります。

先生が治してくれている訳ではありません。もちろん、私も含めてです。

痛みがないというのは治ったとは違います。痛みが一時的におさまっているだけで、また無理をすれば再発します。原因が、そして根本的な治療を受けることができないから治りにくく再発しやすい症状となるのです。

では、具体的な治し方とはどうするのでしょうか。

手根管症候群とはその名の通り手根管という手首の細かい骨で作られた空洞が狭まり起きる症状です。ということは、狭まった原因を突き止め、狭まった所を狭まらないようにしなければいけない、ということになります。

ところが治療の実態はどうでしょうか。注射を打つ、超音波を当てる、温める、マッサージする。

自然治癒力に期待するのは至極当然です。最終的には必要なものだし、上に挙げた方法は自然治癒力を高めたりする行為だからです。

ところが、肝心の「狭まった空洞への対処」がほとんどなされないのが現状なんです。それは、その空洞を再構築する技術を持っている先生が少ないからです。そもそもその概念が無い事も多いです。

手根管症候群の主な症状である手のしびれは、神経の圧迫を解除するだけで劇的に回復します。それには手首を正常な形に戻す技術が必要なんです。空洞を人工的に拡げました、はい終わり。温めて血流を良くしました、はい終わり。では、なかなか治らないのはある意味当然と言えます。

今一度、このコラムを読んだ方も、自分が適切な治療を、適切な説明を受けられているか顧みてくださいね。

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