へバーデン結節と外反母趾、内反小趾の意外な関連

今回の主旨はへバーデン結節と外反母趾についてです。

へバーデン結節とは、手の指の第1関節の変形する症状の事で、水仕事などが多い女性に多く見られます。最近はパソコンやスマフォのせいでへバーデン結節になっている方も見受けられますので、時代の流れを感じます。

症状は第1関節の腫れや発赤、熱感に伴う痛みなどですが、人によってはほとんど痛みを感じないまま指が曲がってしまう人もいます。複数の指に発症することもあるため、リウマチかと心配する人も多いですが、リウマチでは第1関節が曲がることはほとんどありません。

ちなみに第2関節の変形はブシャー(ル)結節と言います。ブシャー(ル)結節はリウマチと間違える場合もあります。

アメリカのリウマチ学会では、リウマチと確定するための判断基準を複数設けています。それにある程度当てはまって初めてリウマチと診断されます。疑わしい程度ではたとえすでにリウマチであってもリウマチと言われることはありません。

さて、へバーデン結節ですが、放っておくと手術が必要なほど曲がってしまう事もあるので、早期の対処が必要です。

第一選択は保存療法、つまり炎症止めや痛み止めという形になることがほとんどですが、外反母趾や内反小趾と共通することがあります。

それは「外反母趾もへバーデン結節もホルモンバランスやストレスのかけすぎ以外に関節のずれを早期に調整できるかが鍵」なのです。

へバーデン結節がひどくなる方はほとんど第1関節のずれがあります。これを早期に元に戻すと一気に落ち着きます。

腫れがひどいときはまずはある程度腫れを引かせてからでないとだめですが、ただ炎症止めと痛み止めをする場合と比べると、症状が落ち着くまでのスピードは圧倒的です。

外反母趾や内反小趾も同じで、曲がりきる前にある程度矯正してしまうと、一気に落ち着いてまっすぐになったり、まっすぐにならなくてもそれ以上変形を進行しない様に出来ます。基本的に発赤(赤く見える)が落ち着くとひとまず安心です。

へバーデン結節も外反母趾、内反小趾もとにかくスピード勝負です。あれ?と思ったらすぐ対処してくださいね。

True Treat GINZA(完全予約制)

診療時間
平日(火〜土曜)
9時〜20時(最終施術開始19時)
日曜日
9時〜12時(最終施術開始11時)
月曜・祝日
休み(他年末年始・お盆休み等不定休。海外出張施術の際は臨時休業をご容赦ください。)
アクセス
  • 施術代金のクレジットカード決済が完了次第サロンの詳細をお知らせいたします。『どこに行っても治らなくて本当に健康で困っている人達だけの』完全会員制です。