肩こり

最近の私の楽しみはアンダー23のサッカーオリンピック予選を観ることです。夜遅くからのスタートなので、毎試合しっかり観戦できるのがいいですね。未来のスターたちの活躍は今日決勝戦を迎えます。頑張ってほしいですね。(追記 この後大活躍しました。やはりサッカーは熱い)

さて、本日は表題の肩こりについてです。

肩こりは肩を主とし、首や背中、腕に至るまで重苦しさや痛みを感じてきます。ひどくなると関連痛と言い、痺れや放散痛と言った症状も広範囲で出てきます。

さて、肩こりとはなんでしょうか。いわゆる筋肉の循環障害、筋肉を包んでいる筋膜にしわができて、そのしわがしっかり伸縮性がないと痛んでくると言うのが一般的です。

ただ、末梢血管の傷や、筋線維などの傷がついて、肩こりと同様の症状を出していることも多々あります。

重い荷物を持ったその日は大丈夫だったが、なんだか翌日起きてから異様に肩が重い、などのケースで好発します。

大事なのは「自分の肩周囲の痛みが本当に肩こりであるか」という事です。

当院には肩こりと勘違いしている患者さんがたくさん来院されます。ご自分で症状を判断されるのは非常に危険です。

また、心臓や胆嚢の不具合なども肩に出ますので、単なる肩こりと自己判断するのが危険なのが分かると思います。

では自分ではどう判断したらいいのか?正直これは専門家に診てもらわないと判断できないと思います。

まずは消去法で、思う所があるならば内科や整形外科の受診が先でしょう。医師の視点から異常が診られないならば整骨院、接骨院、整体、カイロなどの出番です。

しかし昨今は肩こりと線維断裂、末梢神経血管障害、トリガーポイントなどと見分けられない所も多くあります。肩の筋肉ではないのに肩こりと思っているケースも多々存在します。また、インフォームドコンセントが不十分で、さも肩こりで保険が効いていると思わせるような医院もたくさんあります。肩こりでは保険は効きません。

それは肩こりは単なる循環障害で、極めて軽度であり、けがではないからです。これは私の意見ですが、肩こりで保険を使うなどと言う事をしている医院は本当にごく僅かで、インフォームドコンセントをしっかり行えていなかったばかりに患者さんに肩こりは保険が効くものと勘違いさせてしまったのだと思っています。

整骨院は過当競争にあり、肩こりでも気軽にかかれる場所として人を呼ばざるを得なかった面もあるのでしょう。気持ちは分かりますが、やはりこれからはその考えでは厳しいと思います。

筋線維の状態、末梢血管の状態によっては痛みの質は肩こりに似ますが、一番の特徴は

「マッサージを受けるとか、血行を改善すると一時的には良くなるがすぐ痛みが戻るもの」は、

怪我の範疇に差し掛かっていると思われます。トリガーポイントを解消しなければ改善しない事も多々あります。この場合街のマッサージ店にいくらかかっても痛みが完治することはほぼありません。なぜなら怪我をしている状態だからです。怪我には怪我の治し方と言うものが存在します。

適切な処置を受けられないものは放置すれば次には悪化します。

しかし昨今はマッサージする側の先生方の知識、技術は全体的に見れば向上し、安価に受けられるところも増えてきて、身体が血行不良に悩まされている方々には心強い味方となってくれるでしょう。

自分が一体どこに行けば良くなるのか?そして適切なのか?自分の身体を知り、自分の身体を大事にすることが健康の第一歩と言えましょう。

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