最近は桜が咲いたかと思いきや急に寒くなったりで不思議な気候ですね。体調を崩さない様気をつけたいです。
さて、私が以前20年やっていた接骨院業界では、頭痛、めまい、吐き気、耳鳴りなどを訴える人も多かったです。
一見接骨院の業務とは関係なさそうなので、訴える患者さんと黙っている患者さんに分かれます。
もちろん症状が長く続くとか重いケースは精密検査を一度するべきです。何ともなかったとしてもそれが精神的にかなり楽になるからです。
さて、この諸症状を纏めて「不定愁訴(ふていしゅうそ)」と呼びます。不定愁訴を訴えられた場合は、まず精密検査の有無を聞きます。これから予定されている場合はとりあえず先に不定愁訴の考えられる原因を突き止め、それを改善していきます。もちろん精密検査で異常がない場合はほとんどの場合私の施術で改善できた実績があります。
では原因はなんでしょうか。これらの不定愁訴は耳鼻の影響、自律神経系の異常、頸椎及び関連筋群の異常などが挙げられます。
耳鼻の問題は耳鼻咽喉科がやはりベストです。基本的に身体の中の問題というのは中をどうにかしないとなかなか治らないからです。
効くかどうか分からない外側、表面からの施術より中に直接効く薬品や注射などの方が良いでしょう。
私が力になれるのは体表の頸椎の歪みや筋肉の緊張を取ることです。頸椎から頭部へ椎骨動脈という脳に栄養、例えるならごはんを運ぶ血管があり、そこが頸椎や周りの筋肉につぶされる形になり脳にたくさん栄養がいかない状態の物です。自律神経系の問題もこの応用で改善することが可能です。
自律神経はたびたび私のコラムに登場するストレスが大きく関わります。人間関係などの分かりやすいストレスだけでなく、寒い!と感じるだけでもストレスにはなりますし、身体が知らずに冷えている状態が続けば多大なストレスを与え続けることになります。もっと言えば、
「できるけど、したくない」
「したいけど、できない」
こう思うのも強いストレスになったりします。
とは言いましてもこのように思わない日はないかも知れませんね。
痛みどめももちろん有効ですが、私はこの時期神経痛も含めこのような症状にホッカイロを駆使します。
暑い夏ではたとえ有効でも暑くてなかなかつけていられませんが、冬なら大丈夫だからです。
なかなか改善されない不定愁訴はご相談ください。
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