関連痛と坐骨神経痛の大事な違い

最近は湿度、気温の上昇に伴い、どこでも空調が入るようになりました。空調が嫌いで使わない方は、寝汗をたくさんかく時期もありますね。

そこに起因する坐骨神経痛で悩む方が多くなりました。坐骨神経痛は辛いですよね。

では、坐骨神経痛とはなんなのでしょう?

なんらかの原因でふとももの裏やふくらはぎ、足の裏がつったり、痺れたり、足の裏に灼熱間を感じる場合もあります。

坐骨神経痛は、冷えや暑さで表に出ないために、不良姿勢で長く家で座っていることに起因することも多いです。

また、空調を頑なに使わない方は、寝汗で身体の水分、ミネラルが失われてしまい、それに反応して坐骨神経痛が出ている事も多いです。時期が関係なく常に坐骨神経痛に悩む方は腰椎ヘルニアがあったり、脊柱管狭窄症などを発症していることもあります。坐骨神経痛を発症させる疾病は非常に多いので、長い目で見ないと原因が分からない場合もあります。

今回のコラムで取り上げた訳は、「坐骨神経痛」と「周囲筋群による関連痛」が一緒になっている方が非常に多いので、

たくさんの人に知って頂く必要があると感じたからです。

例えばおしりの筋肉のせいで起こる神経痛ですが、実は坐骨神経痛だけではないのです。

厳密に言ってしまうと専門用語が並び過ぎてしまいますので、簡潔に言うと、

「おしりの筋肉及び、坐骨神経が通ってない特定の場所が硬くなっていると坐骨神経痛のような痛み、痺れが出る」

ということです。(関連痛は足だけでなく身体の様々な場所に出ますので、今回は坐骨神経痛と比べています)

このことの何が大事かと言いますと、

「坐骨神経痛だと思われて治療、施術を受けていた場合、もし関連痛なら改善することは非常に難しくなる」

ということなんです。そりゃそうです。坐骨神経痛じゃないのに坐骨神経を治療しても良くなるとは考えにくいですよね。

近年は坐骨神経痛だと思われていた痛みが実は「上殿皮神経障害」というもののケースがあったとお医者様も発表していました。上殿皮神経障害には腰椎と骨盤の施術、治療がかなり有効です。

つまりお医者様も昔は坐骨神経痛だと思って治療していたということになります。それだけ神経の症状は判断が難しいのです。

今まで行っていた施術所や医院で坐骨神経痛と診断され、何年も何年も苦しんできた方がたくさんいます。もちろん適切な神経痛の処置をしますと短期間で成果が出ます。当サロンの例で例えますと、

35年坐骨神経痛の治療をしてきて治らなかった患者さんが4回の施術で神経痛が出なくなりました。

なかなか治らない痛みは必ず他に原因があるのです。原因を突き止め原因を排除しなければ収まりはすれど完治できない。

これが私が常に理念としておいている根本療法の基礎です。

驚くべきことに私が提唱する「足首理論」にも神経痛があてはまります。

つまり足首が悪くても神経痛は出るのです。いかに足首が原因で発症する症状が多彩か伝わりますでしょうか。

あなたの足の痺れや痛み、それは本当に坐骨神経痛ですか?

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