昨今接骨院や整骨院は急増しており、業界は飽和状態にあります。そこで求められるのは医院の「個性」になってきます。私の施術の個性はずばり「関節に対するアプローチ」に特に秀でているという特徴を持ちます。
タイトルにもなっている症状は実は私が考えました。それと言うのも現代のほとんどの人が自覚または無自覚に発症しているからです。
たちの悪いのは発症していても無自覚でいられることもあるということです。距骨が不安定になっているせいで出ている足首、膝、股関節、腰、果ては首などの痛み・・・
結局対症療法の限界という事になってしまいます。例えば股関節をいくら治療しても距骨が不安定なのが原因であれば無意味になるからです。
ちなみに足首周囲関節の重症度というものがあります。
距骨→踵骨→リスフラン関節という順番で侵されてきます。
距骨とはそもそもどこなのでしょうか。
距骨は足首とすねの骨を連結していて、滑車のような役割を持ち、足首を動かすための動き、いわゆるつま先の上下に関わります。
例えば上半身が建物、建築物だったと仮定します。下半身は土台及び建物を安定させるため土壌に打ち込んだ杭だと思ってください。
杭が堅い土壌にまで届いていなかったり、杭が傾いていたりしたらどうなりますか?建物はグラグラしてとても住めたものではなくなりますね。地震がくればもちろんのこと、地震が来なくても段々と家自体も傾いてしまいます。
距骨が不安定なら上半身も全部不安定になり、どこの痛みを出す原因になってもおかしくないのです。
そればかりか距骨のせいで治らない痛みは山ほどあると推測できます。
距骨に注目している先生は正直全然いらっしゃらないのが現状です。距骨や踵骨にスポットを当てていないため、世の中に存在する足首のサポーターは足首周りの靭帯を保護目的のばかりだからです。
もちろんそれが悪いとは言いません。内反捻挫などをして靭帯をスポット的に痛めれば、既存のサポーターを使用するべきでしょう。しかし捻挫した拍子に距骨及び距骨周囲部を痛めたままですと、サポーターの保護の限界を超えてしまいます。
そこで私が発明したのはこの距骨及び踵骨を守り、治癒させるためのサポーターと言うわけです。今までは色んな工夫をして距骨や踵骨を守ってきましたが、やはり患者さんも常に来院できるわけではありません。来院してないうちに距骨を再度おかしくしていらっしゃる方も多いです。距骨と踵骨を矯正するとそれが原因の場合何年も抱えていた痛みが一瞬で取れたりします。
ただし、距骨と踵骨にずれが生じている場合、距骨だけ矯正しても無意味なのでご注意ください。
このサポーターがあれば患者さんの状態を管理することが難しくても、ご自身でのケアが可能となり、痛みを感じないストレスフリーの生活を送りやすくなると思います。ロコモティブシンドローム(運動器不全寝たきり症候群)の主な原因は膝と腰が痛くてなります。つまり膝や腰の痛みの主な原因である足首の距骨、踵骨をいかに守るかがカギになるのです。
距骨がおかしくなるケースは日常にあふれています。例えばスポーツ。
剣道にて面を打つために前に踏み込んだ、サッカーでシュートをした、バスケでジャンプ後着地した。
水泳でたくさんバタ足をした。こんなことで距骨はおかしくなることがあるのです。
つまりスポーツ選手にも適したサポーターと言えるでしょう。
スポーツをしない方でも例えばヒールなどを履く方。ヒールを履いて歩いているただそれだけでいつのまにか距骨はおかしくなります。また、変形性膝関節症で膝の内側の痛みで悩む方も距骨と踵骨を元の位置に戻すと痛みが軽くなる事例がたくさんあります。高齢者の方でも装着しやすく、また、誤装着を防ぐ案もこの発明したサポーターに盛り込みました。
距骨不安定症。心当たりのある方も多いはずです。
あなたの距骨は果たして健康ですか?
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