坐骨神経痛の落とし穴

4月になり昼間は大分暖かさを感じるようになってきましたね。しかしまだまだ寒さや風邪には注意です。

さて、私が診て来た人には坐骨神経痛を抱えた患者さんも多いです。神経痛と言うと昔は年配の方がなるイメージでしたが、

昨今は若い年代層も急増しています。それにはちゃんと訳があります。

仙腸関節部や梨状筋症候群などで発生する坐骨神経痛。坐骨神経痛というと臀部を施術、治療してもらっている方が多く見受けられます。まさに腰から臀部にほとんどの坐骨神経痛の病巣があるからです。これはパソコンをやる仕事があったり、ソファーなどで座っている姿勢が悪いと好発するのです。まさに現代の若者のありふれた日常と言えます。

しかし、落とし穴が一つあります。それは坐骨という骨盤の骨のでっぱり、坐骨結節です。

この坐骨という骨は座る時に基準となる骨です。ここに体重を乗せ、骨盤を立てるようにして安定感を得て座ります。

しかし、足を蟹股気味で足を開いた状態で、さらに前傾姿勢(パソコンを覗き込むように前かがみ)になると、坐骨結節がそこを通る坐骨神経に押し付けられる形になります。坐骨結節はふともも裏の筋肉が始まっている場所でもあり、坐骨結節とこの筋群に挟まれる形で坐骨神経が腫れてしまう事があります。

また、慢性的な筋肉の硬さは癒着を生みだします。この癒着が起きるとストレッチなどでも剥がれなくなってしまう事が多いです。

この状態では腰から臀部をいくら施術、治療しても坐骨神経痛が改善することはありません。

臀部と脚の境、付け根は必ず坐骨神経痛をお持ちの方はチェックしてもらいましょう。

ご自分でも触ると非常にコリコリし、硬くなっている部分に触れられます。

見逃さない様に注意しましょうね!

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