ヨガやストレッチをやってはいけない人がいる?

表題の件ですが、近年は健康への意識が非常に皆さん高くなっています。身体の内側、外側限らずに、健康ブームはこれからもしばらく続くでしょう。マスローの欲求階層説によると、どんな人間も最終的な欲求は健康に落ち着くらしいです。

世界一のお金持ちのロックフェラー財団総帥も、お金なんか本当はいらないんだ!俺が欲しいのは健康だ!とよく言っていたという話ですね。

身体のブームは、トレーニングの他にもストレッチやヨガなど、とにかく硬まった筋肉を伸ばしてそして軟らかくしましょう!というものが流行っているように思います。

もちろんこれらの筋肉に柔軟性を与えようとする行為はすばらしいです。筋肉が縮こまって形状記憶された状態は、怪我をしやすくなるからです。

トレーニングやピラティスで筋力を強化することも、ヨガやストレッチで筋肉を軟らかくすることも、運動不足解消や怪我をしにくい体になるためには必要だと言えるでしょう。予防にもとっても効果的です。

さあ、ここで問題です。ではなぜ表題のように「ヨガやストレッチをやってはいけない?」という題材なのでしょうか?

実は、あなたの関節に不具合が自覚している、または知らず知らずに起きている場合、そして、自分で意識的または無意識に関節の不具合がある場合はヨガやストレッチをやると悪化する可能性が強いのです。腰が悪いなら腰痛は悪化、足の関節が悪いならふくらはぎやふとももの肉離れを起こすかも知れません。靭帯や腱も緩くなりこれは怪我の原因になります。

これは身体が持つ反応である、ゴルジ反射やトリガーポイント、筋性防御などの生理現象や筋膜癒着が加味されていないために起こります。

「痛かったら無理して伸ばさないでくださいね~」という先生は良心的です。問題は骨や関節の状況が悪くなっており、そこを守るために筋肉が硬まって守ってくれていることを知らずに「運動不足で筋肉が硬くなりすぎてますね!辛いけど頑張って伸ばしましょう!」などど言う指導を受けてしまうと、やればやるほど骨の位置はずれていき、守ろうと硬くなってくれている筋肉を伸ばすことにより、腱断裂や肉離れを起こしやすい状態にまでなってしまうのです。

これらの事からも、骨や関節をしっかりと診ることの出来る先生に相談しながらヨガやストレッチ、エクササイズなどをやることが望ましいです。

せっかく身体への意識が高まっているのですから、コラムを読んだあなたは、まだ注目が行き届いていない、しかし確実にこれからの健康の基本となっていく、骨や関節に意識を向けてください。「関節を制する者は健康を制す」です。

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